【都道府県対抗女子駅伝1区】石川・五島莉乃が区間賞!「石川に恩返ししたかった」五輪8位田中希実に勝利

[ 2022年1月16日 12:48 ]

第40回全国都道府県対抗女子駅伝 ( 2022年1月16日    京都・たけびしスタジアム京都発着=9区間、42・195キロ )

<全国女子駅伝・スタート>たけびしスタジアムをスタートする選手たち(撮影・井垣 忠夫)
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 第40回全国都道府県対抗女子駅伝は16日、京都・たけびしスタジアム京都発着の9区間、42・195キロで行われた。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い中止となったため2年ぶりの開催で、1区(6キロ)では、石川・五島莉乃(24=資生堂)が18分41秒で区間賞を獲得した。

 スタートから五島が飛び出し、その後ろに1500、3000メートルの日本記録保持者で東京五輪1500メートル8位の田中希実(22=豊田自動織機TC)がつける展開で最初の1キロを3分07秒で通過。2人は、そのまま後続を引き離してマッチレースとなり、4キロ手前に五島が田中を突き放した。広中璃梨花(21=日本郵政グループ)の区間記録18分39秒にあと2秒に迫る好タイムだった。

 レース後、五島は「石川県チームに今までたくさん支えていただいたので、チームのために恩返しということだけを考えていました。タイムは気にしていなかったのですが、いい記録で走れたのでよかったと思います。田中さんと勝負をするには早い段階でペースアップをするか、早いペースで押していくかだなと考えていたのでプラン通りに走れたかなと思います」と話した。

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