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横浜 神戸から8トライ圧勝!沢木監督の「前半からぶっ飛ばす」作戦大成功

[ 2022年1月16日 05:30 ]

ラグビー リーグワン1部 第2節第1日   横浜55-21神戸 ( 2022年1月15日    日産ス )

<横浜・神戸>後半、相手デフェンダーを突破しトライを決める横浜・梶村(撮影・西尾 大助)
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 3試合が行われ、横浜が神戸を55―21で下して開幕2連勝を飾った。トップリーグ(TL)最終年の昨季は10―73で完敗した相手に沢木敬介監督(46)が授けた「前半からぶっ飛ばす」プランを体現し、前半14分までに4連続トライ。最終的に計8トライを挙げる猛攻で初代王者候補の一角に名乗りを上げた。1週間遅れの開幕となった東京ベイは浦安に勝利。BL東京は大阪を下し、2戦目で初白星を挙げた。

 TL時代は17年に1勝(8敗)しただけの神戸に大勝。褒め倒していい結果でも、チクリとやるのが沢木監督の流儀だ。試合後会見。「前半からぶっ飛ばすプランだった」と明かしたが「最後はガス欠したので、もうちょっとフィットネスが必要と話した。な?」と続け、隣のSO田村主将を見てニヤリ。ドSな性格をのぞかせた。

 ミスに乗じて勢いに乗った。キックオフ直後に相手がノックオン。ゴール前スクラムから田村のゴロキックに反応したWTB松井が右隅へ先制トライを挙げた。その後も純和製バックス7人を中心に走り回った。移籍1年目のCTB梶村は「昨季まで小さくまとまっていた。強みのボールキャリーに戻ろうと」と明大時代に輝いた本来のアタック力を発揮し3トライ。「後半を考えずに飛ばした。それがスコアに表れた」と胸を張った。

 日本代表やサントリー(現東京SG)などでコーチや監督を歴任してきた沢木監督。強い言葉で選手を鼓舞する一方、綿密な計画で就任2季目のチームを叩き上げた。昨年9月の始動から3カ月は徹底的な走り込みを課し、フィットネスは大幅に向上。戦術家としてサインプレーも落とし込み、前半25分には自陣ラインアウトから一発で梶村のトライを生んだ。大胆かつ緻密。昨季の5位が最高の横浜を、確実にレベルアップさせつつある。

 常に冷静な田村も、「(試合運びを)もっとスマートにできるが、このチームは強引に進めた方がいい」と指揮官の“攻めだるま作戦”を最後まで遂行。殻を破れなかったチームは、進化の過程にある。

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