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附田雄剛氏 堀島はターン技術が向上、総合力で戦えている

[ 2022年1月16日 05:30 ]

フリースタイルスキー W杯モーグル第9戦 ( 2022年1月14日    米ユタ州ディアバレー )

W杯モーグル第9戦男子で優勝した堀島(AP)
Photo By AP

 【附田雄剛の目】今季の堀島には勝ちパターンがある。第1エアで圧倒的に大きな空中技からクリーンな着地を決め、会場の雰囲気を持っていく。この日も同様で、無理にアタックしなかったキングズベリーを上回った。以前は攻撃性の高い滑りが売りだった一方、エアではミスも多かった。ターン技術が向上し無理にエアで得点を稼ぐ必要がなくなったことで精神的にも余裕が生まれ総合力で戦えているのが進化といえるだろう。

 五輪の金メダル争いはキングズベリーとの一騎打ちとみる。2人とも、もっと難度の高い空中技を持つが、W杯では審判の傾向を読み、完成度に重きを置いてきた。五輪コースは映像を見る限り、第1エアも十分な高さがあり、難度の高い技が可能だ。2人がどんな選択をするかが勝敗を左右しそうで、興味深い。

 女子はターンのラフォン、エアのアンソニーに対し、粗削りながらスピードを含む総合力で戦えるのが川村の強み。17歳とまだ若く、本番までの3週間でも伸びしろがある。あとは初の五輪に挑むメンタルづくりが重要となる。指導者の腕の見せどころだが、今の日本のコーチ陣ならうまく本番へ導いてくれるだろう。(五輪4大会連続代表、神立フュージョンバンプスクール校長)

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