海外挑戦で異例の11試合に出場 ラグビー女子日本代表WTB平野「成長できた」

[ 2021年6月18日 13:49 ]

スペインから帰国し、オンラインで取材に応じた平野恵里子

 ラグビー女子日本代表で、昨年12月からスペイン1部リーグのセビージャで1シーズンプレーしたWTB平野恵里子(29)が18日、帰国後の隔離期間を利用してオンライン取材に応じ、「シーズンの最初はバックスまでボールが回ってこなかったが、後半戦は回ってくるようになり、チームも自分も少し成長できたかなと思う」と振り返った。

 平野は当初今秋にニュージーランドで開催予定だったW杯へ向け、自己研鑽のために海外挑戦。テンポの速い日本のラグビーと異なり、FW戦中心のコンタクトの多いスペインのラグビーに当初は戸惑った様子だが、日本国内にとどまっていれば実現不可能と思われる計11試合に出場。体重や筋肉量に変化はあまり変化はないというが、「“ボールをもらったら常に前に出ろ”と言われたので、その部分はプラスになった」と話した。

 チームにはスペインの代表選手が5、6人のほか、ニュージーランド、オーストラリア、米国出身の選手が在籍。英語やスペイン語といった語学の上達は「本当にちょっと」と苦笑いも、シーズン後半にボールが回ってくるようになったのは、オフザピッチで積極的に地元選手とコミュニケーションを取ったことも要因の一つだという。最終的にはチームメートからはスペイン語風に「エリキーニョ」なるニックネームで呼ばれるほど打ち解けたといい、「チームの一員になれたと感じた」と喜んだ。

 隔離期間が明けた後には今後の所属先を定め、来年秋に延期となったW杯へ向けて再始動する。若手選手の台頭が著しい代表で、生き残りは容易ではないが、海外挑戦の経験も糧に、17年に続き2度目の大舞台を目指す。

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