稲見逃げるか、古江まくるか、渋野一発逆転か 五輪代表争い佳境 残り2試合でラスト1枠

[ 2021年6月18日 05:30 ]

練習ラウンドで笑顔を見せる稲見萌寧(撮影・西尾 大助)
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 女子ゴルフのニチレイ・レディース(優勝賞金1800万円)は18日から3日間、千葉市の袖ケ浦CC新袖C(6550ヤード、パー72)で行われる。東京五輪の日本代表争いもこの大会を含めて残り2試合。世界ランキング24位・稲見萌寧(21=都築電気)、同28位・古江彩佳(21=富士通)、同31位・渋野日向子(22=サントリー)による争いもいよいよ佳境に入る。

 次週のアース・モンダミンカップ終了後の世界ランキング上位2人が東京五輪切符を手にする。世界ランキング10位・畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)は当確。日本ツアーが主戦場の稲見と古江、日本を離れて米ツアーを転戦する渋野の3人が残る1枠を争っている。

 東京五輪争い2番手の稲見は先週の宮里藍サントリー・レディースで2位に敗れて悔し涙を流した。最終日を首位で迎えて優勝を逃したのは国内ツアー4戦目にして初。これまでとは違う敗戦の味だったのではとの報道陣の問いに「はい」と即座に応じた。持ち前の負けじ魂はメラメラと燃えている。

 稲見がこの大会を勝てば、東京五輪争い3番手の古江は2位以上に入らなければ、次週アース・モンダミンカップを勝っても逆転はなくなる。さらに差を広げるための3日間になるが「オリンピックのために今週、頑張るわけではないので。そっちよりも日本の賞金ランキングとか、この試合に向けて上位に食い込めるように考えているので」とこれまで通り一戦必勝の構えだ。

 対する古江は「自分のショットに集中できれば」とじっとチャンスを待つ格好。今大会を勝てば、稲見が3位以下で2人の順位は逆転。東京五輪切符自力奪取の目が復活するが、国内の争いだけで事が収まらないのが今回の東京五輪代表争い。

 4番手の渋野が代表決定前の最後の試合、次週の全米女子プロ選手権で単独2位に入れば、大逆転で東京五輪切符を獲得する。海外メジャーのこの試合のポイントは日本の試合の約5倍。稲見が今週、来週と連勝しても渋野を上回ることはできない。渋野は海外メジャーに7度出場して優勝と4位が1度ずつ。大舞台で再びシンデレラ物語の主役となるかもしれない。

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