東海大相模が最後の花園切符獲得 ラグビー全国高校大会全63代表決まる

[ 2020年11月28日 17:49 ]

ラグビー全国高校大会オータムチャレンジトーナメント関東ブロック決勝 ( 2020年11月28日    群馬県前橋市・敷島公園ラグビー場 )

<東海大相模・国学院久我山>後半12分、CTB吉田輝の裏へのキックを獲得し、トライを決めた東海大相模のWTB樋川蔵人(左)
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 第100回の記念大会(12月27日~来年1月9日、東大阪市・花園ラグビー場)に出場する全63代表の最後の1枠を争って行われ、東海大相模(神奈川)が国学院久我山(東京)に19―17で競り勝ち、5年ぶり9度目の花園出場を決めた。組み合わせ抽選会は来月5日に行われる。

 15日の神奈川県予選決勝で昨年度の全国覇者・桐蔭学園を17―19と2点差にまで追い詰めた東海大相模だが、この日は同じスコアで辛勝。後半ロスタイムにトライとゴールを許して2点差まで詰め寄られて試合終了を迎え、まるで敗戦チームかのように肩を落として10メートルラインに整列した。

 CTB吉田輝雅主将(3年)は「前半は耐えて、後半に巻き返しを狙ったが、この点差は満足していない」と語った。強烈な北風が吹く中、前半はあえて風下を選択。一時は0―10とリードを許したが、12分にFB河野吏玖(3年)のトライで反撃ののろし。前半終了間際にも練りに練ったサインプレーがはまり、WTBボンド洋平(3年)のトライで逆転に成功した。

 しかし、突き放すはずだった風上の後半は、12分にWTB樋川蔵人(3年)がトライも、その後は国学院久我山の反撃に苦しんだ。スクラムは押され、風上で有効なキックもうまく機能せず。吉田輝主将は「ミスが多くてトライを取りきれなかった」と反省した。

 桐蔭学園に敗戦後は先発15人に3日の休日が与えられ、心と体の休養に努めた。後半にトライを挙げた樋川も「ショックが大きかったが、次の日から切り替えた」と影響なしを強調したが、チャレンジャー精神で次々に好タックルを決めた桐蔭学園戦のような勢いは影を潜めた。

 それでも5年ぶりの花園切符をつかみ、1カ月後の大舞台に懸ける思いは強い。三木雄介監督も「目指すのは日本一。桐蔭学園にリベンジしたい。あと1カ月鍛えます」と引き締まった表情で誓う。ストロングポイントは2週間前に見せたディフェンスと、この日もそれぞれがトライを奪ったバックスリーの決定力。“隠れ強豪校”が、花園で上位進出を目指す。

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