ミレニアム世代の西村 渋野と回り逆転Vへ弾み「雰囲気が良かったのでいい感じで回れました」

[ 2020年11月28日 19:39 ]

女子ゴルフツアー ツアー選手権リコー杯第3日 ( 2020年11月28日    宮崎県 宮崎CC(6543ヤード、パー72 )

<リコーカップ・3日目>7番、渋野日向子(右)とラウンドする西村優菜(撮影・西尾 大助)
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 ミレニアム世代の西村優菜(20=フリー)が、難しい風の中、70と伸ばして通算9アンダーで首位に1打差の2位につけた。トップの原英莉花(21=日本通運)とは前日の2打差から1打差に詰めた。

 1メートルのパーパット。西村は最終18番で惜しいパットを外した。決めていれば、原と並んで首位で最終日を迎えられるところだったが、いきのいい20歳のルーキーは気持ちの切り替えも早かった。

 「パターは本当に難しいラインで難しいタッチだったので、仕方がないかなという感じはします。(駄目だったのは)その前のアプローチミスかな」と淡々と振り返った。

 我慢のゴルフだった。前日から一転、風が強くなり、しかも風向きはショットが流されやすい横から。案の定、1番でいきなりティーショットを左に曲げボギーを叩く。だが「左風と思って左に打って、左に行ったので、それも仕方ないかなと。パットも3メートル弱ぐらいのを外してしまったんですけど、それも自分の打ちたいところには打てていました。出だしからボギーは悔しいですけど、まだ1番だしっていう感じでは回れてました」と心の揺れは全くなかった。

 その言葉通り、すぐに3番でバーディーを奪ってリズムをつかむと、5番でもバーディー。185ヤードの8番パー3では、UTの5番で2・5メートル、さらに9番パー5では残り50ヤードのアプローチを58度のウエッジで1・5メートルに寄せて、前半で3つスコアを伸ばした。

 「(風は)難しかったですね。昨日とは全然違うコースでしたし、横風が多い気がするので、そこも結構難しくて。今日はスタートしたときから2アンダーが目標かなと思っていて、結果最後ボギーだったんですけど、でもまあまずまずかな」とうなずいた。

 同組の渋野が好プレーを引き出してくれた。「雰囲気が良かったから自分もいい感じで回れたと思います。“アメリカいつ行くの?”とか、たわいもない話だったんですけど凄く楽しかったです」。有観客の試合であれば大ギャラリーに囲まれたはずだが、今週は残念ながら無観客。それでも、飾らない性格の渋野と一緒だったことで、伸び伸びとプレーができた。

 9月の日本女子プロでは、首位で最終日を迎えながら76と崩れ、7位に終わった。同じメジャーの舞台で巡ってきた雪辱のチャンス。「まずは、最終戦が自分の中では特別な位置付けだった試合。優勝争いを出来ているのが凄いうれしくて、明日もちろん優勝したい気持ちもありますけど、それに向けて頑張るのももちろんなんですけど、国内最後のラウンドなので、まずはそこを楽しめたらなと思います」

 大会前は同じミレニアム世代の古江の3週連続優勝がなるかに話題が集まったが、3日目を終え首位を走るのは黄金世代の原。そしてそれに待ったをかけようとしているのが、もう1人のミレニアム世代の旗手、西村だ。最終日、最終組のツーサムで回る2人のプレーに注目だ。 

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