原英莉花 粘りの首位キープ 昨年の奈紗以来のメジャー2連覇へ「あと2日頑張ります」

[ 2020年11月28日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ツアー選手権リコー杯第2日 ( 2020年11月27日    宮崎県 宮崎CC=6543ヤード、パー72 )

15番、同組の渋野日向子(左)と笑顔を見せる原英莉花(撮影・西尾 大助)
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 10月の日本女子オープンでメジャー初制覇を飾った原英莉花(21=日本通運)が5バーディー、1ボギーの68と伸ばし、通算9アンダーで単独首位を維持した。2日間の平均パット数は全体1位の26・00とグリーン上が好調。メジャー2連覇へ、絶好の位置で決勝ラウンドを迎える。69で回った渋野日向子(22=サントリー)は古江彩佳(20=フリー)、西村優菜(20=フリー)とともに通算7アンダーの2位につけた。

 同じ「黄金世代」で、プロテストも同じ2度目で合格した90期生。原は渋野と2人1組でのラウンドを「しぶこのプレーを見て、2人ともいい流れでゴルフができた」と笑顔で振り返る。談笑をする場面もあり、和気あいあいとした18ホール。ただし、単独首位の座は譲らなかった。

 「最後までしっかりと集中できました。シビアな2、3メートルのパーパットをしっかり沈められた。パッティングが良かったです」

 1、2番と連続バーディー発進。だが、ここから我慢の展開となる。6番で3パットのボギーを叩いて2位に後退。それでも、集中力を切らさない。16番で8メートルのチャンスを沈めて再び単独首位に立ち右手でガッツポーズ。最終18番では下りの2メートルを決めきる粘りのパーセーブを見せた。

 お互いを「しぶこ」「はらちゃん」と呼び合う2人は今年3度目の同組。試合を重ねるごとに状態を上げる渋野の姿に「少し不安そうに見えた時もあったけど、今はそれが全くない。迷いがなく強さを感じる」と触発された。集中力の裏にライバルの存在がある。

 会場の宮崎CCは今季初めての高麗グリーン。原は対策として3本のパターを持ち込み、さらに前週棄権の原因となった右膝痛の影響でズレが生じていたバランスを修正した。「かかとに(重心が)乗りがちだったけど、爪先寄りに構えることで母指球にしっかり乗っている」とスムーズなストロークが可能に。10月の日本女子オープンの直前にパットのデータ分析をしていたことで、微妙な変化に気がつくことができたという。

 その日本女子オープン制覇に続くメジャーでの優勝争い。師匠の尾崎将司も日本シリーズを含むメジャー20勝と大舞台での強さがあった。「メジャーに強いエリカ」を証明するべく、「そう思ってもらえるよう、あと2日間頑張ります」と力を込めた。

 《奈紗に続く偉業へ》○…原が10月の日本女子オープンに続くメジャー2連勝となれば、昨年の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯と日本女子オープンを制した畑岡奈紗以来となる。

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