佐藤駿は214・75点「アクセルがきつかった」公式練習で首痛め

[ 2020年11月28日 20:32 ]

フィギュアスケートGPシリーズ最終戦・NHK杯最終日 ( 2020年11月28日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )

男子フリー、演技する佐藤駿(代表撮影)
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 男子フリーで佐藤駿(フジ・コーポレーション)は142・71点をマークし、ショートプログラム(SP)との合計を214・75点とした。

 昨季ジュニアGPファイナルを制した16歳は、今大会はシニアのGPデビュー戦。SPで7位と出遅れ、フリーで逆襲を目指したが、完璧な演技からは程遠かった。冒頭の4回転ルッツが3回転になった後、2本の4回転トーループは成功。再び4回転ルッツに挑んだが、3回転となった上に転倒した。「そこそこ満足いく出来だった」と言うものの、笑みはなかった。

 この日の朝の公式演習で首を痛め、フリーで2度予定していたトリプルアクセルは1本に。「アクセルがきつかったのは事実」。高難度のジャンプ構成が武器だが、12月の全日本選手権(長野)に向けて「もう一度、要素を見直して自分に合った構成にしていきたい」と話していた。

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2020年11月28日のニュース