アイスダンスQ&A…日本勢五輪最高順位は15位

[ 2020年11月28日 05:30 ]

フィギュアスケート グランプリシリーズ第6戦 NHK杯第1日 ( 2020年11月27日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )

アイスダンスの初日、リズムダンスで2位スタートの村元・高橋組(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 アイスダンスのリズムダンスが行われ、男子で10年バンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔(34=関大KFSC)が村元哉中(27)とカップルとしてアイスダンスデビューを飾った。

 【アイスダンス Q&A】
 Q アイスダンスは何で競うの?
 A スケーティング技術と表現力です。リフト、スピン、ステップなどの種類が細かく設定されています。滑りの強弱などで音楽性を表現することも要求されます。ペア競技とは違い、ジャンプがありません。

 Q 見せ場は何なの?
 A 最も特徴的な技が男性が女性を持ち上げる「ダンスリフト」です。男性の頭の位置よりも上に女性を持ち上げることが禁止されていましたが、2018~19年シーズンのルール改正で持ち上げる腕が曲がった状態であれば可能になりました。7秒以内のショート、10秒以内のコレオグラフィック、12秒以内のコンビネーションの3種類。女性が男性を持ち上げる逆リフトもあります。

 Q リズムダンスとフリーダンスの違いは?
 A2分50秒(±10秒)のリズムダンスは課題のテーマ音楽を演じます。今季は「ミュージカル/オペレッタ」で、ワルツなどのリズムを選択します。パターンダンスというパートもあり、今季はシャンパンのようにはじける「フィンステップ」を行う必要があります。4分のフリーダンスは音楽を自由に選び、その世界観を表現します。

 Q 主な選手は?
 A 19年の世界選手権ではフランスのパパダキス、シゼロン組が優勝。昨季はレオタード姿で個性的な演技を見せました。日本の五輪最高順位は06年トリノの渡辺心、木戸章之組、18年平昌の村元、クリス・リード組の15位です。

続きを表示

2020年11月28日のニュース