樋口新葉 トリプルアクセル転倒も69・71点「もうちょっとで降りられたのに」

[ 2020年11月27日 16:54 ]

フィギュアスケートGPシリーズ最終戦・NHK杯第1日 ( 2020年11月27日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )

NHK杯女子SP 演技を終え、笑顔を見せる樋口新葉
Photo By 代表撮影

 女子ショートプログラム(SP)で樋口新葉(明大)は、69・71点で2位発進した。冒頭に大技3回転半に挑戦も転倒。その後のルッツ―トーループの連続3回転、3回転フリップを決めて持ち直した。「アクセルでちょっと途中から軸が曲がってしまった。それが失敗の原因。その後、落ち着いて2つのジャンプ決められてよかった」と振り返った。

 フリーではトリプルアクセルに挑戦してきたが、SPでもチャレンジするのは初めて。「NHK杯では何も懸かっていない状態で、いろいろなことに挑戦できるなと先生と話していた。両方に入れられたらいい練習になるんじゃないかと」と今後を見据えての挑戦であることを明かした。

 キス&クライで得点を確認した際には苦笑いを浮かべた。「本当にアクセルももうちょっとで降りられたのになと。その後、落ち着いて跳べてうれしかったのと、アクセル跳びたかったのと半分半分の気持ち」と話す。28日のフリーでもトリプルアクセルに挑む。「フリーの方が長く練習してきた。跳べる確率は高い」と決意を新たにしていた。

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2020年11月27日のニュース