渋野日向子 今季最高2位発進 9番で「完璧」イーグル「ちょっとずつ、自分らしいゴルフができている」

[ 2020年11月27日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ツアー選手権リコー杯 ( 2020年11月26日    宮崎県 宮崎CC=6543ヤード、パー72 )

9番、イーグルパットを決めスマイル全開の渋野日向子(撮影・西尾 大助)
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 国内ツアー今年最終戦となるメジャー今季第3戦が開幕し、渋野日向子(22=サントリー)が1イーグル、3バーディー、1ボギーの68で回り、4アンダーで今季ベストの2位スタートを切った。67をマークし、今季初めて首位発進した原英莉花(21=日本通運)とは1打差。27日の第2ラウンドは「黄金世代」の2人による「同組対決」となる。首位と2打差の3位には小祝さくら(22=ニトリ)ら7人が続いた。

 1つ伸ばして迎えた9番パー5。237ヤードの第2打を3Wでピン奥7メートルに乗せると、下りのスライスを沈めて「完璧ですね、あれは」という会心のイーグルを奪った。17番で唯一のボギーを叩いたが、昨年11月以来となる2位発進。「17番までノーボギーで回れたことがビックリ。ボギーを叩いてしまった時には、若干安心しました」と豪快に笑った。

 ひとつひとつの積み重ねが復調へとつながっている。まずは精神面。今季日米11戦で4度の予選落ちと苦しむ中、日米5勝を挙げた昨年の自分にとらわれていた。「去年の自分に戻るより、これからまたつくり上げていく」と思考を変えることで気持ちが楽になった。

 プレー面では前週まで痛みが出ていた右足裏の影響で、上半身と下半身のバランスが崩れていたスイング。「大きく振りかぶって大きく振る」というイメージでスムーズな体重移動が可能となった。テンポが速くならないために新ルーティンとしてショット、パットの前に必ず飲料を口に含むという工夫も重ねて「まだ確信ではないけどちょっとずつ、自分らしいゴルフができてきている」とうなずく。

 今季第2日の平均ストロークは73・4056(74位)と苦手としているが、今大会は予選カットの重圧がない。「それはかなりプラス。強気でいかなきゃですね、そろそろ」。まずは「鬼門」を突破し、1年ぶりの勝利へと突き進む。

 《優勝確率は5割》○…渋野の初日2位発進は日米ツアーで過去に4度あり、うち2試合で優勝している。一つは昨年8月に日本人史上2人目の海外メジャー制覇となったAIG全英女子オープン。初日から2→2→1→1位と順位を上げた。もう一つが昨年11月の大王製紙エリエール・レディース。初日から2→9→7→1位と最終日に逆転した。

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