三原舞依は63・41点「ふわっと涙が出てきた」万感の2季ぶりGP復帰

[ 2020年11月27日 16:15 ]

フィギュアスケートGPシリーズ最終戦・NHK杯第1日 ( 2020年11月27日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )

NHK杯女子SP 演技する三原舞依
Photo By 代表撮影

 女子ショートプログラム(SP)で2季ぶりの国際大会出場となった三原舞依(シスメックス)は、63・41点をマーク。大きな拍手を浴びて演技を終えると笑顔で両手を突き上げ、目には涙も浮かんだ。

 「すごくお客さんの拍手が温かくて、最後まで滑り切れてほんとに良かった。バナーや拍手してくれるお客さまを見て、温かくて感謝の気持ちでいっぱい。ほんっとにうれしさが心から出てきて、ふわっと涙が出てきた」

 昨季は体調不良で休養し、10月の近畿選手権で復帰。今大会への出場が決まった時は「1文字違いの方かと本当にビックリした」と驚きを隠せなかったという。「感謝の気持ちでいっぱい。笑顔で元気良さをアピールできたら」と気合を入れていた舞台だった。

 この日の朝の公式練習でノーミスときっちり仕上げたSP「イッツ・マジック」。本番では冒頭のルッツ―トーループの連続3回転が「ベストじゃなかった」と言うものの、ダブルアクセル、3回転フリップは決めた。28日にはフリーを迎える。「森の妖精さんになりきって、全部できるようにしたい」。再び、氷上でファンを魅了する。

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2020年11月27日のニュース