沖学園・林田、逃げ切り初V 時松プロの“弟弟子”が難コース攻略

[ 2020年11月27日 10:33 ]

スポニチ主催 第41回九州高校ゴルフ選手権春季大会最終日 参加選手=男子46人 女子64人 ( 2020年11月26日    鹿児島県霧島市・かごしま空港36カントリークラブ=高校男子6910ヤード、高校女子6395ヤード、パー72 )

林田は通算4アンダーにスコアを伸ばし初優勝
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 来春3月の全国高校選手権春季大会の予選を兼ねて36ホール競技の最終ラウンドが行われた。高校1~2年男子は初日首位だった林田直也(福岡・沖学園1年)がこの日も4バーディー、2ボギーの70とスコアを伸ばし、通算4アンダー、140で初優勝を決めた。

 林田は6歳のとき、時松隆光プロの師匠で福岡市のゴルフ教室「桜美ゴルフハウス」を主宰する篠塚武久氏に師事。時松プロ同様にテンフィンガーグリップ一筋でプレーしてきた。「お手本は時松プロ。ツアーの中では飛ばない方だけどすべてうまい」とあこがれる時松“弟弟子”が九州の高校王者に輝いた。

 同女子は1打差の2位から出た竹田麗央(りお、熊本国府2年)が3連続を含む6バーディー(2ボギー)を奪って68で回り、男女全選手でただひとり60台をマークして4アンダー、140で逆転優勝した。竹田は93、94年の女子ゴルフ賞金女王の平瀬真由美を叔母に、その姉の平瀬哲子(さとこ、現姓竹田)プロを母に持つゴルフ一家育ち。「今季は試合がなかったので、最後のこの試合は優勝を目指していた」と目標達成に笑顔だった。

 男子上位16人(シード選手の長野泰雅を含む)、女子同20人が全国高校選手権春季大会個人戦(3月24~26日、兵庫・オリムピック、チェリーヒルズ)の出場権を得た。

◆九州高校ゴルフ春季大会上位成績
 ▼男子(1~2年)
―4(1)林田直也 140=70・70
±0(2)長野泰雅
  (2)豊田真太郎
  (2)田崎春樹 144
+1(5)田中貫太
  (5)遠藤崇真 145
 ▼女子(1~2年)
―4(1)竹田麗央 140
―2(2)今村美優 142
±0(3)桜井心那
  (3)外園華蓮 144
+3(5)吉川華鈴 147

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2020年11月27日のニュース