桃田 五輪第1シードは5月のトマス杯に出場できるかどうかがカギ 2位と3万1370点差

[ 2020年2月9日 05:30 ]

桃田 右眼窩底骨折で全治3カ月

バドミントンの桃田賢斗
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 東京五輪のシード権は、7月7日付の世界ランキングに基づくもので、その時点で世界1位であれば第1シードとなり、1次リーグを優位に進めることができる。

 バドミントンの世界ランキングは過去1年間で獲得ポイントが高かった10大会の合計で決まる。桃田は現在11万1918点で、8万548点の2位・周天成(台湾)に3万1370点の大差をつけている。

 全治3カ月の診断を踏まえ、仮に4月末まで試合に出られなければ昨年3月の全英オープン優勝など3大会分の合計3万400点を失う。だが、現在のランクに反映されていない3大会のうち2大会で優勝しており、2万4450点が“繰り上げ加算”される。実際に失うのは5950点にすぎない。それでも桃田不在の間に周が優勝を重ねればランク1位を明け渡す可能性はある。

 桃田は獲得ポイントが高いトマス杯(5月16日開幕)に出場できるかが、世界1位キープの鍵となりそうだ。

◇東京五輪までの主な大会日程◇
 期間 大会名(優勝ポイント)
3.11~15 全英OP(12000)
24~29 インドOP(9200)
31~4.5 マレーシアOP(11000)
4.7~12 シンガポールOP(9200)
21~26 アジア選手権(中国)(9200)
5.16~24 トマス杯(デンマーク)(13000)
6.9~14 タイOP(9200)
16~21 インドネシアOP(12000)
7.25~8.3 東京五輪(13000)

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