村山謙太は19位「動きは悪くない…東京に向けては合格点」 実業団ハーフマラソン

[ 2020年2月9日 12:44 ]

1時間1分26秒で19位だった村山謙太
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 陸上の全日本実業団ハーフマラソンは9日、山口・維新みらいふフタジアム発着で行われ、男子の村山謙太(旭化成)は1時間1分26秒で19位だった。村山は「タイム的にも最後の動きも止まっている感じではなかった。東京マラソンに向けては動きは悪くないと思う」と振り返った。

 ルンガル・ジェームス(中央発條)が1人飛び出し、第2集団の位置した村山は先頭を引っ張ったが、16キロ付近で集団から遅れはじめ「17キロ手前の上りできつくなってしまった。中盤で振り落とそうと思ったけど、予想以上にみんな強かったです」と話した。

 東京五輪マラソン代表最後の1人を争う東京マラソン(3月1日)では名門・旭化成の威信をかけて日本記録更新に挑戦する。「今回は負けてしまったけど、東京に向けては合格点。(2時間8分56秒の自己ベストをマークした)ベルリンマラソンよりは調子は良い」と自信を見せた。

 何かと話題のシューズはナイキの厚底シューズ「ヴェイパーフライネクスト%」ではなく1つ前のモデルをあえて履いた。本当は現行モデルを使おうと思っていたが「みんなネクスト%だったので、変わったものを履きたいなと思いました。途中から履き替えればよかった」と苦笑いする。大会当日は最新モデルの超厚底「アルファフライ」を履く可能性もあるだけに、まだまだ伸びしろを感じさせた。

 男子はジェームス(中央発條)が1時間0分27秒、女子は竹山楓菜(ダイハツ)が1時間9分12秒で優勝した。

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