金戸凜 東京五輪出場が絶望的に 女子板飛び込み決勝で4位に終わる

[ 2020年2月9日 11:38 ]

飛び込み国際大会派遣選手選考会最終日 ( 2020年2月9日    東京辰巳国際水泳場 )

<飛込国際大会派遣選手選考会3日目>女子3メートル飛板飛込準決勝、5本目に臨む金戸凜(撮影・会津 智海)
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 東京五輪出場が懸かる飛び込みW杯東京大会(4月21~26日、東京アクアティクスセンター)の出場権を懸けて行われ、女子板飛び込み決勝で金戸凜(16=セントラルスポーツ)は273・80点の4位に終わり、東京五輪出場が絶望的となった。

 3本目の405B(後踏みきり前宙返り2回半エビ型)の入水が乱れるなど得点は伸びなかった。今大会は慢性的に痛みを抱える右肩の状態を考慮して、本命種目の高跳び込みの出場を回避。入水時の負担の少ない板飛び込み、シンクロ板飛び込みの2種目にエントリーしたが、ともにW杯出場権を逃した。

 父方の祖父・俊介さんと祖母・久美子さんは60年ローマ、64年東京、父・恵太さんと母・幸さんは88年ソウル、92年バルセロナ、96年アトランタに出場。祖父母、両親に続く五輪出場の夢は24年パリ五輪に持ち越された。

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