伊藤ふたば 3年ぶりV、五輪代表・野口啓代に競り勝つ ボルダリング・ジャパンC女子

[ 2020年2月9日 16:55 ]

スポーツクライミング 第15回ボルダリング・ジャパンカップ最終日 ( 2020年2月9日    東京・駒沢屋内球技場 )

女子決勝の第1課題を完登し笑顔を見せる伊藤ふたば。2度目の優勝を果たした
Photo By 共同

 女子は東京五輪出場を狙う伊藤ふたば(17=TEAN au)が、14歳で最年少優勝した第12回大会以来、3年ぶり2度目の優勝を果たした。準決勝をただ1人4課題全完登で1位通過すると、6人で争われた決勝では他の選手が全員登れなかった第3課題を2度目のトライで完登。最終第4課題も残り52秒、3度目でクリアして東京五輪代表の野口啓代(30=同)と計3完登で並び、ゾーン獲得計4回で野口の3回を上回った。

 伊藤は「1回目の優勝はかなりまぐれだったが、今日はしっかり実力もついて、強くなって優勝できたと思う」と感想を述べた。第2課題を完登できなかったが、諦めずに「得意な課題と思っていた3つめをクリアできたのが一番大きかった。最後(の課題)は気持ちで持っていった」と勝因を分析。五輪イヤー初戦を優勝でスタートし「大会前からかなり調子がいいと分かっていたけど、自信になった。(五輪代表最終選考会となる)CJC(複合ジャパンカップ)で勝つためにも大きな一歩だったと思う」と話した。

 一方、五輪を最後に引退する野口は最後の出場となったボルダリング・ジャパンカップを勝利で飾れず、「(第3課題以外の)3本のパフォーマンスが良かっただけに、優勝できなくてメチャメチャ悔しい」と苦笑い。第3課題は最初から突破口を見つけられず、ゾーンにも届かなかったとあり、「登り方が分からなかった。いまだに分からない」と首をかしげた。もっとも、五輪へ向け大会直前まで練習量を落とさない新たな調整方法については「大会前から指の皮がなくて心配していたけど、決勝前は痛くなかったし、疲れもなかった。W杯で何回か試してみて、一番いいやり方を見つけたい」と手応えも口にした。

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