羽生結弦299・42点 722日ぶり「SEIMEI」新衣装で熱演

[ 2020年2月9日 15:14 ]

フィギュアスケート四大陸選手権最終日 ( 2020年2月9日    韓国・ソウル )

<フィギュア四大陸選手権最終日>男子フリー、演技をする羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 7日の男子ショートプログラム(SP)で世界最高となる111・82点をマークして首位に立った羽生結弦(ANA)が、フリーで187・60点をマーク。合計を299・42点とした。

 この日午前9時40分からの公式練習は15分で切り上げた。4回転ルッツを1度決めるなど、ジャンプをハイペースで確認するとジャージーをはおり「SEIMEI」が流れる前にリンクを後にしていた。

 そして、午後3時。18年2月17日の平昌五輪フリー以来、722日ぶりに「SEIMEI」の陰陽師が韓国に再臨した。「あの時とは経験値が違いますし、音の感じ方、間の取り方、どういうふうに表現したいかというのも全然違う。だから、また違ったものにしたい」。襟と袖口を緑系の色に変えた新衣装で舞った。

 冒頭の4回転ルッツは着氷が乱れたが転倒せず、4回転サルコー、トリプルアクセル、3回転フリップを決めた。演技後半の4回転トーループでは転倒したものの、最後のトリプルアクセルを2回転トーループではなく、3回転トーループの連続ジャンプで成功。演技を終えると、何度もうなずいていた。

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