JT 9季ぶり2度目V、岡山シーガルズとの激闘制す メンバー結束強化で頂点

[ 2020年1月26日 20:23 ]

バレーボール Vリーグ女子1部プレーオフ決勝 ( 2020年1月26日    東京・国立代々木競技場 )

9季ぶり2度目の優勝を果たし、喜ぶJTの選手たち
Photo By 共同

 JTが岡山シーガルズを3―2で下し、前身のプレミアリーグ時代以来9季ぶり2度目の優勝を決めた。

 第1セットを先取しながら続く2セットを奪われる苦しい展開。しかし、そこからギアを上げてドルーズの強打を軸に残る2セットを奪い返し、令和初代女王の座に輝いた。小幡主将は「うれしいです。Vリーグの中で一番厳しい練習をやってきた。ユニホームを着ていない仲間への恩返しができた」と喜びを口にした。

 2季前はプレーオフ決勝で久光製薬に1セットも奪うことができずに2戦2敗。昨季は準決勝で東レに競り負けて3位だった。しかし、厳しい戦いを乗り越えてメンバーの結束は強化。小幡は「1試合や1点に対する思い入れやコート外の選手の気持ちとか技術を通り越してVリーグのトップと思っている。仲間とのコミュニケーション、信頼関係は(2季前と)天と地の差」と振り返る。強いチームワークで頂点に立った。

続きを表示

この記事のフォト

2020年1月26日のニュース