大鵬の孫 幕下・納谷負け越し「負けようと思って取っているわけではない。突き押しを磨けば連勝も続く」

[ 2020年1月26日 15:28 ]

大相撲初場所千秋楽 ( 2020年1月26日    両国国技館 )

<大相撲初場所千秋楽>明瀬山に寄り切りで敗れる納谷(左)(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 昭和の大横綱、大鵬の孫の幕下・納谷(20=大嶽部屋)は勝ち越しを懸けた一番で明瀬山に敗れ3場所ぶりの負け越しを喫した。

 立ち合いは突いていったが押し切れず、四つにに組む。流れをつかんで土俵際まで押し込んだものの、粘られて残される。均衡した状態が続く中、相手にもろ差しを許す。それでもきめるような形に持っていったが、最後は寄り切られて土俵下に落ちた。

 「今日は勝ち越したかった。負けようと思って取っているわけではない。今日は最後なので全部出し切ろうと思ったけど、それを全部受けて取られた」と悔しさをにじませた。

 今場所は十両昇進の足場固めをしたかったが、負け越したため自己最高位の東幕下5枚目から後退することになってしまった。

 「突き押しを磨いていけば連勝も続くと思う。これから必要なものを全部稽古で身に付けていきたい」と巻き返したを誓っていた。
 

続きを表示

2020年1月26日のニュース