神鋼、開幕3連勝 サントリーを返り討ち

[ 2020年1月26日 14:55 ]

ラグビートップリーグ第3節   神戸製鋼35―29サントリー ( 2020年1月26日    ノエスタ )

<神戸製鋼・サントリー>前半24分、サントリー・ケレビ(右)を振り切り、中央にトライする神戸製鋼・山中(撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 昨季決勝と同じカードは連覇を狙う神戸製鋼が逆転勝ちでサントリーを返り討ち。開幕3連勝を飾った。サントリーは左足を痛めていたCTB中村亮が先発で今季初出場したものの、開幕の東芝戦に続く黒星で今季1勝2敗となった。

 先手はサントリー。前半4分、SO田村がギャップを突いて抜け、左中間へ先制トライを挙げた(7―0)。神鋼が同10分にSOカーターのPGで3点を返し、7―3で迎えた15分、サントリーはFB松島のパスを受けたWTBリーが左隅へダイブしたが、テレビジョンマッチオフィシャル(TMO)でインゴール直前にボールを落としたと判定されてノートライに。20分に田村のPGで10―3としたものの、神鋼は23分、FB山中が自陣からカウンターで40メートル以上突破してチャンスメーク。ゴール前右中間ラックからの左展開すると、山中がポスト左へ飛び込み、10―10と追いついた。

 サントリーが田村のPGで再び13―10とリードした34分にはゴール前正面ラックから神鋼のフランカー、フランクリンがポスト左へねじ込んで17―13と逆転。サントリーは39分、田村が3本目のPGを決めて17―16の1点差としたが、神鋼は40分にカーターがPGを決め、20―16で前半を折り返した。

 神鋼は後半4分、敵陣での右展開からCTBバックマンのゴロパントをWTBアンダーソンが右隅に抑えてトライ(25―16)。11分にはプロップ山下裕がシンビン(10分間退場)となり1人少なくなったが、ゴール前のピンチを耐えてターンオーバー。カーターの突破を起点に15分、バックマンがポスト下へボールを押し込み、32―16とする決定的なトライを奪った。サントリーは20分にNo・8タタフが左隅へトライして32―21と追いすがったが、神鋼は24分にカーターがPGを決めて35―21と安全圏に突入。サントリーの反撃を32分のWTB中鶴のトライ、41分のSOギタウのPGに抑えて逃げ切った。

続きを表示

2020年1月26日のニュース