トヨタ自動車、今季初勝利!FW姫野が初トライ、体調不良で途中出場も流れ変えた!

[ 2020年1月26日 05:30 ]

ラグビー トップリーグ第3節   トヨタ自動車61―31日野 ( 2020年1月25日    パロ瑞穂ラ )

<トヨタ・日野>後半28分、姫野(手前)は混戦から抜け出しトライを決める(撮影・椎名 航)
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 トヨタ自動車が日野から今季初勝利を挙げた。前半こそ19―14と互角の戦いを強いられたものの、体調不良で先発から外れた日本代表フランカーの姫野和樹(25)が途中出場した後半15分に流れが一変。ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチ(HC、50)が視察に訪れた一戦で、自身も今季初トライを決め、大勝劇へ導いた。東芝とパナソニックが開幕3連勝を飾った。

 千両役者は登場するだけで空気が変わる。いつもと違う背番号「20」をサイドラインに認めた瞬間、8888人のスタンドがざわつき始めた。WTBヘンリーのトライで33―26とリードした直後の後半15分。まだ試合の行方が見えない時間帯に、姫野は切り札として試合に投入された。

 「チームにエネルギーを与えるような仕事をしようと思った」

 誰よりもフレッシュな動きが局面を変え、士気を高める。登場した9分後にはヘンリーがキックパスをそのまま抑え込んでトライ。勢いがつき、その4分後には、姫野がゴール前で密集を抜け出して、インゴールに飛び込んだ。日本代表フランカーがプレーした25分間のスコアは28―5。存在感を十分に示す今季初勝利だった。

 「うれしい。ここまで3勝しているはずが1勝。しっかり準備して、取り返していかないと」

 振り返る顔色は、まださえない。発熱のため、19日に都内であったイベントを欠席。体調が回復せず、ほとんど練習できないまま、ベンチに入った。ただ、どんなポジションでも、自分の役割は理解している。前節18日のパナソニック戦は、後半15分まで20―14とリードしながら、その後に悪夢の26失点…。「後半30分くらいから、チームが落ち込んでしまった。勝ち切れていた試合なのに…」。リーダーの自覚が同じ失敗は許さない。

 スタンドには、W杯でともに日本列島を熱くした日本代表ジョセフHCの姿があった。「そうなんですか。知らなかった」。出遅れたトップリーグでの逆襲が当面のテーマ。チームで研さんを積み、指揮官と再会する近未来の日本代表にフィードバックする。

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