レイカーズが5連勝 ブロックショット20発! ジェームズはトリプルダブル

[ 2020年1月6日 14:45 ]

ダンクを決めるレイカーズのジェームズ(AP)
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 NBAは5日に各地で5試合を行い、西地区全体首位のレイカーズは地元ロサンゼルスでピストンズを106―99(前半56―47)で下して4連敗のあと5連勝。今季成績を29勝7敗として同2位ナゲッツに4・5ゲーム差をつけた。

 レブロン・ジェームズ(35)は35分の出場で21得点、14リバウンド、11アシストをマークして今季9回目(通算90回目)のトリプルダブルを達成。リーグ5位の27・8得点を挙げていたアンソニー・デービス(26)は22得点にとどまったが、11リバウンドと8ブロックショット、3スティールを稼いで勝利に貢献した。

 レイカーズは序盤で13点をリードしたものの、第3Q終了時点では5点を追う展開。第4Qに入ると開始4分18秒で連続18点を奪って一気に11点をリードしたが、その3分後には再び1点差のビハインドになるなど、なかなか主導権をつかめない試合となった。

 この日は、1982年4月9日のナゲッツ戦で樹立したチーム記録にあと「1」と迫る20ブロックショット(デービス8、マギー6、ハワード5、ブラドリー1)を記録。レイカーズの1試合平均ブロックショットはリーグ1位の7・1で、その2倍以上の本数を稼いだことが最終的には勝利につながった。

 ピストンズは13勝24敗。ベンチから出たガードのデリック・ローズ(31)が28得点、センターのアンドレ・ドラモンド(26)が12得点と18リバウンドをマークして食い下がったが、あと一歩およばなかった。

 2日連続の試合となったクリッパーズはカワイ・レナード(29)が休養で欠場したが、135―132(前半76―69)でニックスを振り切って26勝12敗。先発フォワードのポール・ジョージ(29)が32得点をマークすれば、ベンチから出たモントレズ・ハレル(25)が34得点、ルー・ウィリアムス(33)が32得点を稼いで思わぬ苦戦となった試合を乗り切った。

 1試合で3選手が30得点以上を記録したのはクリッパーズではチーム史上初めて。ベンチ勢2人の30得点超えは、1970年シーズン以降ではリーグ初となった。

 ヒートはマイアミでトレイルブレイザーズを122―111(前半65―46)で退けて26勝10敗。ロードでは9勝9敗だが、ホームでは17勝1敗で全30チームの中で最高勝率(・944)を収めている。

 <5日の結果>

*ヒート(26勝10敗)122―111トレイルブレイザーズ(15勝22敗)
*クリッパーズ(26勝12敗)135―132ニックス(10勝26敗)
ティンバーウルブス(14勝21敗)118―103*キャバリアーズ(10勝26敗」)
グリズリーズ(15勝22敗)121―114*サンズ(14勝22敗)
*レイカーズ(29勝7敗)106―99ピストンズ(13勝24敗)

 *はホームチーム

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