桐蔭学園、東福岡に快勝 攻めの守りで単独Vだ 7日決勝VS御所実

[ 2020年1月6日 05:30 ]

第99回全国高校ラグビー 第6日   桐蔭学園34―7東福岡 ( 2020年1月5日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<桐蔭学園・東福岡>前半、東福岡・広瀬(中)の突破を阻む桐蔭学園・青木(右)と安達(撮影・大森 寛明)
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 準決勝2試合が行われ、7日の決勝は桐蔭学園(神奈川)―御所実(奈良)の東西Aシード校同士の対決となった。桐蔭学園はラックで相手ボールを奪う「カウンターラック」を連発するなどディフェンスで東福岡を圧倒し、宿敵を1トライに抑えて34―7で快勝。2大会連続7度目の進出となった決勝で悲願の単独優勝を狙う。

 桐蔭学園の“武器”が最初にさく裂したのは前半13分。プロップ岡が激しいタックルで相手を倒すとフッカー中山やロック青木がラックに殺到。相手を一気に乗り越えてターンオーバーに成功した。さらに前半24分、後半6分、同18分とカウンターラックを連発し、ジャッカルも含めるとラックで5回のターンオーバー。準々決勝で9トライと爆発した東福岡の攻撃を寸断し、花園6度目の対戦で最少失点に封じた。

 「(倒れた)相手の胸が見えた時に肩より下へ入って、膝の裏を持って足をかくと相手は自然と上体が高くなる。そこまでいけば後ろから押してくれるので越えられる」。カウンターラックのポイントを説明したのはまだ2年生の青木。やみくもにラックヘ入るのではなく状況によって次の攻撃に備えるなど、判断のコツを大阪桐蔭戦でつかんだという。

 藤原秀之監督が「トップリーグやニュージーランドのようなチーム」と評価する東福岡の攻撃パターンは、準々決勝の夜からこの日朝まで計4回、7時間を超えるミーティングで分析し、ディフェンスが立つ位置を調整。プロップ床田は「ブレークダウン(タックル後のボール争奪戦)で入るところは思い切りダッシュをかける。FWの意思統一ができてよかった」と胸を張った。

 決勝は4試合で失トライわずか1の御所実と激突。昨春の全国選抜大会決勝は29―19で勝ったが、花園では2戦2敗だ。「ここ(決勝)までは何度も来ている。あと一つの壁が破れない」。藤原監督は慎重な姿勢を崩さなかったが、床田は「自分たちのラグビーで単独優勝したい。FWが圧倒すればバックスが(トライを)取ってくれる」と力強かった。

 《インターセプトから飯塚、鮮やか先制点!!》飛ばしパスが浮いたのを見逃さなかった。前半5分、WTB飯塚が相手の右展開のボールを左中間でインターセプト。そのままゴール中央に持ち込んだ。「カットパスは予測していました。ボールが少し浮いたのでチャレンジしました」。昨年はベンチ入りメンバーに入れず大阪桐蔭との決勝戦はスタンド観戦だったが「諦めない気持ちで」レギュラーをつかみ、大きな先制点でチームを勢いづかせた。

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