あれれ…朝乃山、荒磯親方に1勝16敗「そんなに甘くないぞと伝えてもらった」

[ 2020年1月6日 05:30 ]

12日初日 大相撲初場所

荒磯親方(左)に1勝16敗と圧倒された朝乃山(撮影・郡司 修)
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 大相撲の新関脇・朝乃山(25=高砂部屋)が5日、都内の田子ノ浦部屋に出稽古し、荒磯親方(元横綱・稀勢の里)と異例の三番稽古を行った。17番取ったが得意の右四つに組ませてもらえず、まさかの1勝16敗。課題が見つかった大関候補は、初場所(12日初日、両国国技館)で活躍して荒磯親方に恩返しすることを誓った。

 どちらが現役か分からないような相撲が続いた。右四つを得意とする朝乃山は、昨年初場所の引退から1年が過ぎている荒磯親方に右差しを封じられた。左四つで胸が合うと何もできず、不十分な体勢で前に出ると突き落とし、投げで転がされた。本場所での対戦はなかった親方から1勝しか挙げられず「左おっつけで上体が起きてしまった。相撲を取りながら“そんなに甘くないぞ”と伝えてもらった。まだまだ弱い部分がある」と自分の相撲を見つめ直した。

 一門は違うが、所属する高砂部屋の若松親方(元幕内・朝乃若)が荒磯親方に稽古をつけてくれるように要請して実現した三番稽古。荒磯親方は「力いっぱいやりました」と全てを出し切った。徹底して右差しを封じたのは朝乃山のため。「固めて当たってくるところで右が緩んでいる。上位はそこを突いてくる。本場所のためにあえて厳しくいった」と説明。その上で「課題は形と馬力。そこがついていけば物凄く強い大関になる。今年が楽しみ。朝乃山の時代が来るんじゃないか」と期待した。

 朝乃山にとっては反省ばかりではなく「勝てなかったけど、しっかり当たれて前に出て負けることが多かった。これからの相撲人生につながる」と収穫もあった。「土俵の上で勝って、白星を届けるのが恩返し」。貴重な経験を大関に続く道で生かしていく。 

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