常翔学園 7大会ぶり決勝逃す 痛恨の3トライ目

[ 2020年1月6日 05:30 ]

第99回全国高校ラグビー 第6日   常翔学園7―26御所実 ( 2020年1月5日    東大阪市・花園ラグビー場 )

前半、ノックオンしたボールを御所実・稲葉(右)に拾われトライを許す常翔学園・仲間(撮影・北條 貴史)
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 勝負は非情だ。一瞬の迷いが失点につながった。前半22分、自陣ラックからのボールを常翔学園の1年生SO仲間が、前に落とした。相手SH稲葉に奪われ、決定的な3トライ目を許した。

 「蹴り出そうと思っていたけれど、相手がチャージしてくるのが見えて、目を切ってしまった。今まで受けたことがないプレッシャーでした」

 前回優勝の92回大会決勝を、9歳だった仲間は花園のスタンドで見届けた。「あの格好いいジャージーを自分も着たい」と心に決めた。そのときの相手が御所実。車いすで母校を指導する金沢功貴元主将(摂南大4年)から激励を受け、7大会ぶりの決勝を目指したが、黒い壁は予想以上に厚かった。野上友一監督(61)は「思わぬミスもあった。それでも、選手はよく頑張った。私自身も楽しかった」と最後まで諦めなかった姿勢を認めた。

 「相手の力を見抜けなかった。頼りないキャプテンで申し訳なかった」と泣き崩れるプロップ為房主将の姿に、背番号10は「1年からこんな経験ができたのは凄く光栄です。花園の借りは、花園で返します」と言葉を強めた。大工大高時代から昭和、平成と続いた栄光の歴史。3元号Vへ、思いは引き継がれた。

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