波乱のNFLプレーオフ 第6シードのバイキングスが勝ち上がる 延長でセインツ撃破

[ 2020年1月6日 09:54 ]

15センチの身長差を生かして決勝のTDレシーブをつかみとったバイキングスのTEルドルフ(AP)
Photo By AP

 プレーオフに突入しているNFLは5日、ナショナル・カンファレンス(NFC)1回戦の2試合を行い、ルイジアナ州ニューオーリンズでは第6シードのバイキングス(北地区2位)が延長の末に26―20(前半13―10、延長6―0)で第3シードで地元のセインツ(南地区1位)を撃破。第3Q終了時点で10点をリードしながら第4Qに追いつかれたが、先攻で迎えた延長の4分20秒、QBカーク・カズンズ(31)がタイトエンド(TE)のカイル・ルドルフ(30)に4ヤードのTDパスを通して接戦にピリオドを打った。

 カズンズのパス成功は31回中19回で242ヤードを獲得。TDは延長での1つだけだったが、その直前にはWRアダム・シーレン(29)に43ヤードのパスを通すなど、土壇場では存在感を示した。最後は198センチのルドルフと、マークしていたセインツのコーナーバックで183センチのP・J・ウィリアムス(36)の身長差を突く形でボールをリリース。“浮き球”で競わせて見事な決勝TDをマークした。

 2010年のスーパーボウルでMVPとなっているセインツのQBドリュー・ブリーズ(40)は33回中26回のパスを通して208ヤードと1TDを記録したが、3度のサックを浴びてインターセプトも1回喫するなどバイキングス守備陣の圧力の前に苦闘。第4QはQBとRB、WRを兼ねているテイサム・ヒル(29)に20ヤードのTDパスを成功させ、残り2秒にはウィル・ルッツ(25)が49ヤードのFGを決めて同点に追いついたが、延長では攻撃権を得ることができなかった。

 ペンシルベニア州フィラデルフィアで行われた一戦では、第5シードのシーホークス(西地区2位)が17―9(前半10―3)で、第4シードで地元のイーグルス(東地区1位)を退けて3季ぶりにNFC準決勝に進出。9勝7敗ながら最終戦で地区優勝を決めたイーグルスは初戦で敗退し、2年ぶりのスーパーボウル進出はならなかった。

 なおこれで今季の“リーグ8強”が決定。カンファレンス準決勝のカードは下記の通りとなったが、両カンファレンスとも第6シード(タイタンズとバイキングス)が勝ち上がるという波乱の1回戦となった。

 ▼AFC準決勝

(1)レイブンズ―(6)タイタンズ(11日)
(2)チーフス―(4)テキサンズ(12日)

 ▼NFC準決勝

(1)49ers―(6)バイキングス(11日)
(2)パッカーズ―(5)シーホークス(12日)

 *カッコ内の数字はシード順。日付は米国時間

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「NBA」特集記事

2020年1月6日のニュース