【玉ノ井親方 視点】千代の国 良い流れ呼び込む抜群の立ち合い

[ 2018年5月22日 09:10 ]

大相撲夏場所9日目   ○千代の国―豪風● ( 2018年5月21日    両国国技館 )

千代の国(左)が突き出しで豪風を破る
Photo By 共同

 今場所の千代の国は立ち合いがいい。豪風戦も踏み込みが良かった。張り気味にもろ手で相手の上体を起こし、その後もう一度もろ手で喉輪にいったのが効いていた。相手をよく見て動いているから相撲の流れもいいよね。

 体の調子もいいんじゃないかな。以前は組んでから、すぐに投げようとする大きな相撲にこだわっていたけど、体が大きい方ではないので脱臼などのケガをしやすかった。足も痛め番付も三段目まで落とした。でも、その癖を直してから内容が良くなった。

 前に出る相撲を取るようになり、攻め込んでから技を出すようになった。そのため相手に力が伝わる。今場所は上位が崩れそうもないので、欲を出さず一日一番必死に取り切ることが大事。そうすれば来場所の番付も変わってくる。(元大関・栃東)

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