阿部詩「自分らしさアピールしたい」 グランプリ大会へ出発

[ 2018年5月22日 09:47 ]

 柔道のグランプリ大会(25〜27日・フフホト=中国)に出場する日本代表選手が22日、出発前に羽田空港で取材に応じ、世界選手権(9月・バクー)女子52キロ級代表の阿部詩(兵庫・夙川学院高)は「自分らしさをアピールできたらいいかなと思っている」と語った。

 投げ技を武器とする17歳のホープは、重点的に取り組んできた寝技を確認したいという。「寝技、組み手を意識して勝つ柔道をできれば。試合でやっていかないと成長はない」と課題を挙げた。

 70キロ級世界女王の新井千鶴(三井住友海上)は「(国内大会などで)2位が続いているので、ここで優勝したい」と力を込め「私は足技とみんな分かっている。足技を軸に、いろんな組み手に挑戦している」と今大会の狙いを語った。

 男子は73キロ級世界選手権覇者の橋本壮市(パーク24)らが出場する。(共同)

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2018年5月22日のニュース