千代の国、平幕勝ち越し1号 1差追走も優勝争いより2桁目標

[ 2018年5月22日 05:30 ]

大相撲夏場所9日目   ○千代の国―豪風● ( 2018年5月21日    両国国技館 )

豪風(左)を攻める千代の国
Photo By 共同

 平幕の千代の国が豪風を突き出して1敗を守り、平幕勝ち越し1号となった。優勝争いでも栃ノ心を1差で追っている。大関昇進を目指す関脇・栃ノ心は9連勝で単独トップ。鶴竜、白鵬の両横綱も勝ち越した。大関・豪栄道は休場し、来場所は7度目のカド番。休場していた新小結の遠藤は10日目から再出場する。

 千代の国が自己最速の9日目の勝ち越しを決めた。突き押しを逃れようとする豪風をしっかり捉え、足もついていった。「本当に落ち着いて相撲がとれている。引いてくるのが見えました」

 全勝の栃ノ心を1差で追走し、今場所はスポットライトを浴びているが、相撲人生は山あり谷ありだった。休場は通算14度。12年初場所で新入幕も、14年秋場所から3場所連続休場もあり、一時は三段目まで転落した。そのため、体調管理には細心の注意を払っている。夏場でも体を冷やさないように、腹巻きを着けて場所入り。八角理事長(元横綱・北勝海)も「努力していれば、こうなることもある。もっともっと、(上に)抜けてもいい」と期待する。

 この日は弟弟子で西幕下筆頭の千代の海が勝ち越し、来場所の新十両を有力にした。千代の国にとっても「うれしい。負けていられないです」と、発奮材料になった。まずは優勝争いよりも、初の幕内2桁が目標。「頑張ります」と気合を入れた。

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