貴乃花親方告発要旨「協会が適切な運営できていない、検査を」

[ 2018年3月11日 05:30 ]

貴乃花親方 告発状提出問題

朝稽古で汗を流す貴ノ岩
Photo By 共同

 【貴乃花親方告発要旨】

 <1>傷害事件の調査について 日本相撲協会が危機管理委員会を通じて行った調査は、第三者によるものではない。被害者の同意を得ずに診断内容を入手し報道機関に公表したり、被害者の主張を聞く前に中間報告を行った。最終報告も重要な点で被害者の主張が反映されていない。

 <2>理事解任について 理事解任理由とされたこと(調査への非協力的態度など)は法的に解任事由に相当する職務義務違反にはあたらない。評議員会は弁明の機会も与えないまま、理事解任という重大行為におよんだ。

 <3>結論 <1>、<2>ともに日本相撲協会が各組織の適切な運営を確保できていない証拠。監督権限を有する委員会に立ち入り検査、質問および適切な是正措置を求める勧告をしてもらいたい。

 【告発までの流れ】
 ▼17年10月26日 未明に貴ノ岩が日馬富士から暴行を受けて頭部を負傷
 ▼同29日 貴ノ岩は鳥取県警に出向き、被害届提出
 ▼11月10日 貴ノ岩の九州場所の休場が発表される
 ▼同29日 日馬富士が傷害事件の責任を取り引退
 ▼同30日 相撲協会が日馬富士の暴行問題に対する危機管理委員会の中間報告を行う
 ▼12月19日 貴ノ岩が危機管理委の聴取を受ける
 ▼同20日 相撲協会が臨時理事会で関係者の処分を決定。理事会後の会見では傷害事件に関する調査結果報告書を公表
 ▼同26日 初場所番付発表。貴ノ岩は十両に陥落
 ▼同28日 相撲協会が臨時理事会で報告義務を怠った貴乃花親方の理事解任を決議
 ▼18年1月4日 臨時評議員会で貴乃花親方の理事解任を承認
 ▼2月2日 貴乃花親方が理事候補選挙で落選
 ▼同26日 春場所番付発表。特例措置で貴ノ岩は十両にとどまる
 ▼3月1日 朝稽古後、貴ノ岩が初めて公の場で取材に応じる
 ▼同9日 貴ノ岩の春場所出場が正式決定
 ▼同日夜 貴乃花親方が相撲協会を内閣府の公益認定等委員会に告発したことを明かす

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