森井 4個目銀に「悔しいけどホッ」、残り4種目で悲願の金だ

[ 2018年3月11日 05:30 ]

平昌パラリンピック アルペンスキー男子滑降座位 ( 2018年3月10日 )

平昌パラリンピック アルペンスキー男子滑降座位で銀メダルを獲得し、笑顔で歓声に応える森井
Photo By 共同

 またしても森井の胸に金色に輝くメダルは掛からなかった。過去にW杯総合優勝を果たしている森井だが、5度目のパラリンピックで銀メダルは実に4個目。残り4種目で“シルバーコレクター”返上を目指す。「悔しいけどホッとしている。形に残るものが獲れた」と自分を納得させるように語った。

 スタート直後の細かなミスでタイムを落とした。滑走順が2番目ということもあり、コース情報が十分得られなかった不運もあった。1位のキャーカ(米国)とは1秒64もの大差。「ミスをなくしても、コンマ差で負けたと思う」と苦笑いした。

 ソチ大会以降、新たに開発したチェアスキーで挑んだパラリンピック。初戦は思い通りのメダルではなかったが、「明日からはギアを2つ、3つ上げていきたい」とW杯で年間総合王者3度のオールラウンダーが自信をのぞかせた。

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2018年3月11日のニュース