暁斗 日本人シーズン最多今季6勝目、後半距離で28秒差逆転

[ 2018年3月11日 05:30 ]

ノルディックスキーW杯複合 ( 2018年3月10日    オスロ )

スキーW杯複合個人第16戦 大勢の観客が見守る中、1位でゴールする渡部暁
Photo By 共同

 個人第16戦が行われ、平昌五輪個人ノーマルヒル銀メダルの渡部暁斗(29=北野建設)が優勝。92〜93年シーズンの荻原健司と並ぶ日本人シーズン最多となる今季6勝目を挙げ、通算15勝とした。前半飛躍(ヒルサイズ=HS134メートル)で129メートルを飛び、130・8点で2位につけると、首位と28秒差でスタートした後半距離(10キロ)で力走して逆転勝ちした。

 ノルディックの聖地で快勝した。渡部暁は首位と28秒差の2位で臨んだ後半距離で鮮やかに逆転し、荻原健司に並んで複合の日本勢最多のシーズン6勝目を挙げた。92〜93年シーズンから3連覇した荻原以来となる個人総合制覇にも一歩前進し「走りの調子が上がってきているのは間違いない」と充実感を漂わせた。

 前半飛躍ではHSの5メートル手前に着地し、総合優勝争いのライバル、シュミット(ノルウェー)らをリードした。圧巻だったのは距離の走り。スキーの滑りも抜群で、4キロすぎに先頭に追い付くと7キロ付近で突き放した。残りは独り旅となり「こういうレースになるとは」と喜んだ。

 会場のオスロとは抜群に相性がいい。この日を含めて通算15勝のうち4勝を記録、14〜15年シーズンから4戦連続で2位以内に入っており「何かあるんでしょうね」と笑う。個人戦は残り6試合。総合2位のシュミットとの差は101点に広がったが、油断はない。「大きなステップだが、気を抜けるような点差ではない」と表情を引き締めた。

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