15歳山下が女子SP3位、紀平は4位 フィギュア世界Jr

[ 2018年3月11日 05:30 ]

フィギュア世界ジュニア女子SPで3位につけた山下の演技
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 フィギュアスケートの世界ジュニア選手権第3日は9日、ソフィアで行われ、女子ショートプログラム(SP)で15歳の山下真瑚(グランプリ東海ク)が自己ベストの66・79点で3位につけた。昨年12月のジュニアグランプリ(GP)ファイナル4位の15歳、紀平梨花(関大KFSC)は2連続3回転ジャンプで転倒し、63・74点で4位だった。ジュニアGPファイナル女王の13歳、アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が72・03点でトップに立った。

 女子で期待の紀平は「いつものできる時と心の感じが違った。ぼーっとして体が動いていなかった」。1月に左手薬指を骨折し、実戦を離れていたことも影響し「リンクに入って緊張がどわっと出た」という。得点源の2連続3回転ジャンプで2つ目が回転不足となって転倒。強敵のロシア勢に引き離された。フリーは大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度も組み込む攻撃的な構成。「もっと自分にプレッシャーをかけて、絶対にノーミスでやりたい」とねじを巻き直した。

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