鈴英 4差6位、V戦線来た!昨夏プロテストトップ合格の大器

[ 2018年3月11日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ヨコハマタイヤPRGRレディース第2日 ( 2018年3月10日    高知県香南市 土佐カントリークラブ=6228ヤード、パー72 )

ヨコハマタイヤPRGRレディース第2日 3番でティーショットを放つ松田は6位タイに浮上
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 12位から出た松田鈴英(20=ニトリ)が自身のベストスコアタイの68を出し、通算3アンダー6位に順位を上げた。昨夏のプロテストで勝みなみら黄金世代を抑えトップ合格を果たした大器が好調なパットを武器にスコアメーク。4打差のV戦線に浮上した。アン・ソンジュ(30=韓国)が66を出し、通算7アンダーで単独首位。横峯さくら(32=エプソン)が2打差2位の好位置を守った。

 不安そうに見つめる小顔に笑みが広がった。松田の最終18番パー4。グリーン上で構えてからすぐ打つと、3メートル先にカップインした。昨年プロデビューした新星が堂々の68。初めて優勝圏内に飛び込んできた。

 「3パットがなかったのでアンダーで回れました。100点に近いです」

 5番で1メートル弱のバーディーパットを沈め、12番で4メートル、15番は3メートルを入れてスコアを伸ばした。1Wの平均飛距離が247・8ヤードを誇る一方、弱点はパット。それでも、前日は3度もあった3パットがこの日は皆無で、結果に直結した。

 2度目の挑戦だった昨夏のプロテストで1つ年下の勝みなみ、新垣比菜ら黄金世代を抑え、トップ合格。その特典で14試合に出場したが10試合で予選落ち。散々な結果も、アマチュア時代に目立った成績のない大器にとっては、全てが肥やしとなった。

 連戦により53キロまで落ちることがあった体重を増やすために、オフはプロテインを飲みながらのトレーニングに着手。食事も必ず、白米を2杯食べるなどし、60キロにまで増量。バテることはなくなった。

 清楚(せいそ)な顔立ちとは裏腹の天然キャラで人気も急上昇。ニトリと所属契約を結び、俳優の藤木直人がパーソナリティーを務めるラジオ番組への出演も果たした。「めっちゃ、格好良かった」とうっとりしながらも、現在、前半戦の出場権しかないため、「しっかり成績を出して後半戦も出られるように」とゴルフでは地に足がついている。首位とは4打差。ブレーク間近の20歳が一気にスター街道を駆け上がるかもしれない。

 ◆松田 鈴英(まつだ・れい)1998年(平10)1月24日生まれ、滋賀県彦根市出身の20歳。10歳からゴルフを始め、10年滋賀県アマ優勝。福井工大福井高を卒業後、2度目の挑戦となった17年のプロテストでトップ合格。昨季は14試合に出場し、最高成績は富士通レディース23位。最終予選会18位の資格で今季前半戦に出場。家族は両親と姉。1メートル67、60キロ。

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