安里が跳馬で予選トップ 沖縄出身の“とびんちゅ”が世界を狙う

[ 2017年6月24日 17:38 ]

男子跳馬の予選で15.025点をマークしてトップで決勝に進出した安里
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 体操の全日本種目別選手権は24日、群馬・高崎アリーナで男女の予選が行われ、男子跳馬で安里圭亮(23=相好ク)が15・025点をマーク。リオデジャネイロ五輪同種目銅メダルの白井健三(20=日体大)らを抑え、トップで25日の決勝に進んだ。

 1本目に大技のリ・セグァンを跳び、2本目はヨー2。ともにラインオーバーで減点されたもものの、「思った以上に出来が良かった。踏み切り後の脚の振り上がり、回っている時の感覚が今までと違った」とダイナミックな跳躍を披露した。

 沖縄・北中城村出身の23歳。福岡大2年時に右肩を痛め、復帰までの期間に下半身や体幹を強化したことが、跳馬のスペシャリストとなるきっかけだった。

 これまで世界大会の代表経験はない。実績としては、福岡大4年時の全日本学生選手権の種目別跳馬で2位が目立つ程度だ。今年の世界選手権(10月、カナダ・モントリオール)の代表選考は、既に内村と白井が個人総合で決定。残る最大4枠は、今大会の優勝選手と全日本選手権個人総合予選、NHK杯、今大会の予選、決勝で最高点の選手が代表候補となる。この日の安里の15・025点は選考レースでも最高点だ。

 「今回はチャンスがあると思う。これは逃したらいけない。やっとチャンスが来た。続けてきた甲斐があった」。練習の大半の時間を跳馬に割くスペシャリスト。「跳人」と書いて「とびんちゅ」と呼びたくなる23歳が、夢を追う。

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