フッカーの庭井祐輔 代表初先発で手応え スクラムでアイルランドと互角以上

[ 2017年6月24日 20:31 ]

ラグビー・リポビタンDチャレンジカップ2017第3戦   日本代表13―38アイルランド代表 ( 2017年6月24日    東京・味の素スタジアム )

<日本・アイルランド>激しいタックルでアイルランド・トナー(上)を倒す庭井
Photo By スポニチ

 代表初先発となったフッカーの庭井祐輔(25=キヤノン)は手応えを口にした。アイルランドとの第1戦(17日)ではめくり上げられるほど劣勢だったスクラムが、この日は安定。石原慎太郎(27=サントリー)、浅原拓真(29=東芝)とのFW第1列で先発し、むしろ押し気味だったスクラムについて「相手がイレギュラーな組み方をしてきたけど、組んだ感触は負けてなかった。組み勝っていたし、相手が逃げて、引いた感じ」と振り返った。第1戦から組み方を変えたわけではなく、「これまでやってきたことをやっただけ。自分の役割を果たせば、アイルランド相手にもしっかり組めることが分かったのは大きな収穫」と満足そうに話した。

 もっとも、試合は13―35で敗れ、庭井もハーフタイムで堀江翔太(31=パナソニック)と交代。スーパーラグビーのサンウルブズでは共同主将の堀江に次ぐフッカーの2番手に成長し、19年W杯での日本代表入りも見えてきた25歳は「アイルランドは愚直にプレーしてきて、なかなか隙がない。日本もミスの少ないプレーは見習うべき」と総括した。

続きを表示

2017年6月24日のニュース