安田が涙の逆転V、2000年以降生まれ初の女王 比菜崩れ3位

[ 2017年6月24日 05:30 ]

日本女子アマチュアゴルフ選手権最終日 ( 2017年6月23日    奈良県奈良市 奈良国際ゴルフ倶楽部=6573ヤード、パー72 )

日本女子アマ最終日 通算14アンダーで初優勝した安田
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 4打差3位から出た兵庫・滝川二高2年の安田祐香(16=洲本)が1イーグル、6バーディー、1ボギーの65で回り、通算14アンダーで初優勝した。65は4日間通じてもベストスコアで、初の2000年以降生まれの勝者となった。単独首位で出た新垣比菜(18=カヌチャ)は75と崩れ、通算8アンダー3位に終わった。

 伏兵が先輩譲りの爆発力で逆転した。最終組の1つ前の組で出た安田は前半で33をマーク。後半もバーディーを重ね、最終18番パー5では2オンに成功し、10メートルのイーグルパットもねじ込んだ。レギュラーツアーの出場経験もなく、全国大会での優勝もない16歳がビッグスコアで圧勝。「上位に食い込めればと思っていたので信じられない」と涙ぐんだ。高校の先輩は堀琴音。ゴルフ部の監督からは「出したい時にスコアを出せる爆発力が似ている」と後継者に指名されていた。これまでは惜敗が多かったが、ついに才能が開花。大会初のミレニアムベビーの勝者としても名が刻まれた。

 ▼3位新垣比菜 昨日と同様、ショットが暴れた。つらかった。(プロテストまで)あと1カ月、調整したい。(大会初制覇に王手をかけながら1バーディー、4ボギーの75と崩れる)

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2017年6月24日のニュース