市川華菜 女子100メートルV!福島千里の連覇7で止める

[ 2017年6月24日 20:08 ]

<陸上・日本選手権2日目>女子100メートル決勝で優勝し、福島千里(左)と抱き合って市川華菜
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 陸上・日本選手権第2日が大阪市のヤンマースタジアム長居であり、女子100メートルは美女スプリンターの市川華菜が11秒52(追い風0・2メートル)で初優勝した。福島千里の連覇を7で止めた。

 スタートは福島が飛び出した。しかし、冷静だった。「後半に自信がある。慌てない。まだ20メートルある。焦るなと思いながら走った」。もくろみ通り終盤でかわして栄冠を手にした。100メートルの約3時間前にあった200メートルでは、23秒39を出して自己記録を0秒12更新。好調を100メートルでも持続した。

 13年に腰を痛めたことがきっかけで、100メートルが12秒台まで落ち込んだ。さらに、400メートルにも挑戦。「自分の種目が何なのか分からなくなった」という時期もあった。それを乗り越えての頂点に、「400のおかげで走りの基礎ができた。100メートルも200メートルも良くなった。支えてくれた人に感謝をしたい」と声を弾ませた。

 福島千里は11秒58で2位だった。

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