日本金星あと一歩 延長で米国に1点差で惜敗も手応え大

[ 2016年9月18日 05:30 ]

<リオパラリンピック>車いすラグビー予選、対米国戦、延長戦の末、米国に敗れがっくりの池崎大輔(中央)奥は池透暢

リオデジャネイロ・パラリンピック 車いすラグビー 日本56―57アメリカ

 金星まであと一歩だった。39―39で迎えた第4ピリオド、池崎が強烈なタックルから相手ボールを奪い、エースのアオキをしつこくマークしてミスを誘うなど、残り12秒で51―50と1点リードした。

 しかし、アオキの突破を止めきれず、残り0・9秒で同点。延長戦では残り1分、55―55の場面で、池崎が痛恨のキャッチミスを犯し、勝機を逃した。試合後、手を合わせて仲間に謝った池崎は「後ろ(の守り)が気になって、ボールが手につかなかった。自分のミスが負けにつながったので悔しい」と声を落とした。それでも池崎と池を中心とした攻撃で世界1位と互角に戦い、つかんだ手応えも大きい。池は「今日は最高の出来栄えだった。このまま戦えばどのチームにも勝機はできる」と言った。前回4位の日本は初のメダル獲得を目指して決勝トーナメントに挑む。

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2016年9月18日のニュース