“逆転の成田”圏内4差68で3位「ぎりぎり」踏みとどまる

[ 2016年9月18日 05:30 ]

<マンシング・第2日>16番ショートホールでティーショットを放つ成田美寿々

マンシングウェアレディース東海クラシック 第2日

(9月17日 愛知県・新南愛知CC美浜C=6397ヤード、パー72)
 7勝中5勝が逆転の成田美寿々(23=オンワードホールディングス)が優勝圏内に残った。首位タイから出て68をマークし通算12アンダーの3位。首位とは4打差に踏みとどまり、今季初Vへ望みをつないだ。テレサ・ルー(28=台湾)は大会コースレコードタイの63、全美貞(ジョンミジョン)(33=韓国)は64を出し、通算16アンダーで首位に並んだ。

 先頭を突っ走る2人の背中は見失わなかった。同組のテレサ・ルーが63、全美貞が64をマークした中、成田は68で首位の2人とは4打差。「このコースでテレサの調子を考えると、5、6打差開くと追いつけないと思ったので4打差はぎりぎりのライン」。意地で逆転圏内にとどまった。前半で4つスコアを伸ばすも後半伸び悩んだ。それでも「ショットもいいしアプローチも拾えた」と感触は悪くない。

 初優勝の12年富士通レディースは5打差をかわし、2勝目の13年NEC軽井沢72ゴルフでは6打差を追いつきプレーオフで制した。「(テレサ・ルーと全美貞の)3日連続(のビッグスコア)はないと思う。次、爆発するのは私。一日置いた私の勝ちかな」。2日連続で同じ顔合わせの最終組。逆転の成田が本領を発揮し、今季初勝利をつかみにいく。

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