「原石」の若手で6位終戦「頑張りは評価してあげたい」

[ 2010年11月27日 17:38 ]

 【広州アジア大会】バレーボール女子の5、6位決定戦で、日本はタイに1―3で敗れて6位に終わった。中国が決勝で韓国に逆転勝ちし、4連覇を果たした。

 プレミアリーグの若手主体の日本は、昨年のアジア選手権覇者のタイに食い下がったが、及ばず。試合後は号泣する選手もおり、谷口監督は「日の丸を背負う意味は繰り返し言ってきた。気持ちだけのチーム。勝たせてやりたかった」と唇をかんだ。

 ふだんは所属チームでもほとんど出番を得られない選手たちが、一丸となって戦った。19歳の野本や20歳の大村ら、飛躍の可能性を感じさせる素材もおり、日本協会の成田強化本部長は「彼女たちは原石だと思う。この頑張りは評価してあげたい」と話した。

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2010年11月27日のニュース