反則、つば行為も…後味悪い4大会ぶり銅メダル

[ 2010年11月27日 06:00 ]

 【広州アジア大会】ハンドボール男子は4大会ぶりの表彰台にも選手らの表情は複雑だった。

 3位決定戦でサウジアラビアを下したが、酒巻監督は「内容的にはあまり良くない。もっと上を目指したかった」と不満げだった。サウジアラビアは日本のエース宮崎にぴったりとマークをつけ、反則を繰り返す荒っぽい試合運び。試合後に相手選手がつばを吐きかけてくるという反スポーツ的な行為もあった。宮崎は「見ている人も残念。ああいうチームだからこそ、勝たないといけなかった」。悔しさとともに後味の悪い銅メダルだった。

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2010年11月27日のニュース