金メダル数目標に届かず…「これが今の日本の実力」

[ 2010年11月27日 12:16 ]

 広州アジア大会最終日の27日、日本選手団の市原則之団長が総括の記者会見を行い、当初の金メダル60個以上とする目標を下回り、前回ドーハ大会の50個に到達できなかったことについて「2年後のロンドン五輪へ展望を開きたかったが、これが今の日本の実力と認識する必要がある」と厳しく受け止めた。

 サッカーの男女やバレーボール男子が優勝するなど団体球技が好成績を挙げたことには「課題だっただけに明るい材料だ」と話した。

 中国が史上最多の金メダルを獲得し、韓国も前回大会より躍進した。塚原光男総監督は「日本のメダル獲得を支えてきた競技が(他国と)拮抗し、メダル量産ができる射撃などで差が出た。イランやカザフスタンなど新しいライバルも出現している」と分析した。(共同)

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2010年11月27日のニュース