村上、自己ベスト金「凄い選手に近づいたかな」

[ 2010年11月27日 06:00 ]

おどけたポーズで金メダルを掲げる村上

 【広州アジア大会】陸上男子やり投げは今大会の日本選手団主将を務めた村上が83メートル15の自己ベストをマークして金メダルを獲得した。

 「いろんな立場があって迎えた大会。結果を出して人間的に成長したし、選手としても凄い選手に近づいたかな」。昨年の世界選手権で銅メダルを獲得し、アジアでは負けるわけにはいかなかった。草野球で150キロをマークしたこともある“ロケットアーム”は、この日も健在。「1~3投目で80メートルを超えないと厳しい戦いになると思った」。狙い通りに2投目の83メートル15で勝負を決めた。来年の世界選手権では再び表彰台を狙う。「しっかり勝てて来年につながる」と30歳の剛腕は自信を深めていた。

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2010年11月27日のニュース