まさかの2度転倒…真央7位、小塚は首位発進

[ 2010年11月27日 08:32 ]

女子SPのジャンプで転倒する浅田真央

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦のフランス杯は26日、パリで開幕し、女子ショートプログラム(SP)で第1戦のNHK杯8位に終わった浅田真央(中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)と3回転フリップで2度転倒し、50・10点で7位と出遅れた。

 キーラ・コルピ(フィンランド)が61・39点でトップに立ち、今井遥(東京・日本橋女学館高)が自己最高の58・38点で3位、村主章枝(陽進堂)が50・76点で5位。

 男子SPは第3戦の中国杯に続いて2連勝を目指す小塚崇彦(トヨタ自動車)が77・64点でトップ。フローラン・アモディオ(フランス)が75・62点で2位。

 アイスダンスのショートダンスはナタリー・ペシャラ、ファビアン・ブルザ組(フランス)が65・48点で、ペアSPはアリョーナ・サブチェンコ、ロビン・ゾルコビー組(ドイツ)が66・65点で首位発進した。

 ▼浅田真央の話 なかなかうまくいかない。練習では全然悪くなかった。あとわずかという感じ。試合に持っていくときの気持ちの部分だと思う。

 ▼佐藤信夫コーチの話 (浅田は)練習では良くなっているが、本番になると思うようにいかない。余計なことは考えないで、徹底的に滑り込むしかない。

 ▼今井遥の話 こんなに点が出るとは思わなかった。うまく自分をコントロールできた。フリーではきょうみたいに落ち着いて、できることをしたい。

 ▼村主章枝の話 まあまあかなと思う。課題はあるが、きょう一日や大会期間中には直せないところがある。できる範囲でやっていくしかない。

 ▼小塚崇彦の話 最初から最後までスピードを落とさずにできてよかった。フリーは練習してきたことを出せるように自信を持って臨めば大丈夫だと思う。(共同)

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2010年11月27日のニュース