日本 閉会式も日の丸なしも戦い終え、選手は笑顔

[ 2010年11月27日 22:47 ]

 【広州アジア大会】夜空に広がる七色の光と、ステージ上のオレンジ色の聖火の炎が選手たちのほおを染めた。広州アジア大会の閉会式で日本選手団は、開会式同様、日の丸の小旗ではなく白い帽子を振りながら入場した。

 金メダル数では中国、韓国に続く3番目の“定位置”に収まった日本選手たちは戦いを終えリラックス。北朝鮮と韓国の選手にも笑顔があった。
 100メートルと200メートルの2個の金メダルを取った陸上短距離の福島千里選手(22)が日本の旗手。白と紺の公式ウエア姿で笑顔を見せた。「(3位だった400メートル)リレーが残念だった。もっと自分を高めたい」と次の舞台をにらんだ。
 閉会式会場は広州市内の小島「海心沙」のステージ。選手は充実感にあふれた表情で、カメラでお互いを撮影し合い名残を惜しんだ。(共同)

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2010年11月27日のニュース