中国が１９９個の金！“一人勝ち”大会閉幕

　【広州アジア大会】４５カ国・地域から選手計約９７００人が集って繰り広げられたスポーツの祭典、広州アジア大会が２７日、閉幕。次は４年後、舞台は韓国の港町・仁川だ。

　中国が１９９個の金メダルをもぎ取る“一人勝ち”。中国の地元紙「新快報」は大会を振り返り「中国の力量、経済発展の著しい広州の姿を世界に示した」と誇った。あまりの強さに「しらけた」と話す台湾の記者も。
　競技会場には「秩序を保ち、下品な声援はやめましょう」と書かれた注意書きもあった。期間中に北朝鮮の韓国・延坪島砲撃もあったが、両国選手が競技場で緊迫して向き合う場面はなかった。
　閉会式は、開会式と同じく市内中心部を流れる洙江に浮かぶ小島「海心沙」が会場。地下鉄も会場近くの駅は通過させ、各地の道路を通行止めにする厳戒態勢だった。（共同）