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春だ!メバルだ!29センチ良型GET!! 神戸市須磨浦

[ 2021年4月7日 05:30 ]

箱いっぱいの釣果に満足そうな大森三基子さんはメバル19匹を釣り上げ竿頭
Photo By 提供写真

 メバルは春告魚とも呼ばれ、この時期の釣り物としてはポピュラーな対象だ。神戸市・須磨浦の仙正丸の釣果を確認したところ、潮次第でガシラ狙いも織り交ぜつつ、平日でも大盛況とのこと。空きがあった日に滑り込ませてもらい、チャレンジした。 (スポニチAPC・矢野 貴雄)

 潮のタイミングで早めの時間に出船となった3月末の釣行日。ポイントは須磨沖や垂水沖等が中心で、港を出てすぐに釣り場というのも魅力である。

 最初のポイントは港を出て約10分の場所。タイミング的に一刻も早く投入したいという船頭からの要請があったので、船に乗り込んですぐに道具の用意を済ます。いつでも仕掛けを投入できる態勢で船が止まるのを待った。

 仕掛けはハリス0・8号のサビキ仕掛けでオモリは30号。投入の合図と同時に、根の高さが約1メートルなので、その上を仕掛けが通るよう、仕掛けを底から巻き上げておくようにと指示が飛んだ。

 船が流れ、根にさしかかる頃にロッドにガツンと明確なアタリ。しかし、このポイントでは1匹が掛かっても仕掛けを上げずに2匹、3匹と掛かるのを待って上げるようにとの号令も出た。

 少し待ってから次のアタリで巻き上げてみると、20センチ超のメバルが2匹掛かってあがってきた。この時が時合のようで、何をするよりも先に仕掛けの再投入とのこと。仕掛けを入れて底を切って待っているとアタって来る。ラッシュアワーだ。

 船上では30センチ近いサイズも。しかし、時合は長くはなく、周囲が春の霧に包まれているのに気が付いた頃には一段落という状態になった。ここからは、移動してはポツリ、移動してはポツリと拾っていく感じ。

 淡路島近くへ移動。ここで再度プチラッシュとなり、バタバタと釣れたところで潮が速くなりメバル釣りは終了。その後の潮回りでは難しいとのことでガシラ狙いに変更した。

 仕掛けを2本針の胴付き仕掛けに替え、底をトントン。するとブルルというガシラからのアタリが来た。こちらもとてもおいしい土産になると、夢中でやっていたところで沖揚がりの時間に。メバルは煮付け、ガシラの煮付けや唐揚げ、みそ汁…などと、おいしい食卓をイメージしつつ帰路についた。

 仙正丸では釣果を見つつ、今月中はメバルを中心に狙って出船。今回のようなガシラ狙いは、潮次第なので予約時に確認が必要だ。他に潮と人数次第でタイラバでも出船するのでこちらも楽しみ。また、マダイはメバルが終わる頃からサビキ釣りが始まるので、それもオススメ。

 問い合わせは仙正丸=兵庫県神戸市須磨区須磨浦通5の6の5、(電)090(8651)4536。

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